スオスダイ!
今日は私が大好きなカンボジアのおやつを紹介。
写真がちょっと傾いてしまっていますが、カンボジア名「ノム・プラエアイ」または「ノム・ボンコップ・スコー」といいます。
ノムはお菓子、ボンコップは包む、スコーは砂糖です。
外側は白玉のような感じのモチモチしたお餅で、なかには
椰子砂糖が入っています。
この中に入っている砂糖が固定のままで入っていて、外側はモチっとしていて中はシャリッとしている不思議な食感が癖になってしまいます。
ちなみに上にかかっているのは、ココナッツの果肉です。
もち米でできているので、腹持ちもいいですし、ちょっと小腹が減ったときにもってこいです。
それにお値段が安いのも嬉しいですね。
写真の量で1000リエル、約25円です。
さてこのおやつ、実はもう一つの呼び名があります。
その名も
ノム・ソムラップ・プダイ。
ノムはお菓子、ソムラップは亡くなる、プダイは夫。
「夫が亡くなるお菓子」となんとも怖い名前!!
ガイドさんにそのルーツを聞いてみると
その昔、畑仕事で疲れて帰ってくるであろう夫のために、妻はおいしいおやつを作って待っていた。
思いのほか早く畑から帰ってきた夫は、たいへん空腹だっため妻が作った出来立てのこのおやつを急いで食べた。
ところが出来立てのこのおやつの中に入っているのは砂糖。
熱々とは知らずに食べてしまった夫は、中の砂糖で喉をヤケドしてしまい亡くなってしまった。
ということらしいです。
あくまで、おとぎばなしですが現代のC-POP(カンボジアのポップミュージック)のミュージックテレビに出てきそうなストーリーですね〜。